March 29, 2011

THOUGHT

何もなかったように地球は回り、日は昇り沈みます。自然の脅威を痛感しています。

今まで普通に過ごしていた日常、何でもないようなことが幸せだったんだなと気づかされました。虎舞竜とオーバーラップしてしまいましたが普段通り日々を平和に暮らせる尊さを感じています。

そして、日本人の心の中には”日の丸”があったんだということも感じています。

地震、津波の被害も甚大ですが福島原発も国民の知らないところでまだまだ深刻な状況が続いています。
楽観的な日本の報道とは違い海外の報道は福島原発事故の現状を重く受け止めてます。

日本の報道、政府の見解を鵜呑みにせず、自らがしっかりメディアリテラシーを持って最悪の事態に備え危機感をもって自分の命を守っていかなければならないのかと思います。
不安を煽るようなことかもしれませんが事実を知ることがこの事態を乗り越える第一歩だと思っています。

日本政府はパニックを避けたいのなら最悪のシナリオを想定して国民を煽動してほしいものです。第二次世界大戦時の日本軍のプロパガンダを繰り返さないことを祈ります。

この被災を機会に日本の教育、報道、政治、エネルギー政策のありかたの矛盾に一人でも多くの国民が気づいて日本の時代遅れの体制を変えていければいいと考えてます。
少々、堅苦しい話になりましたが、こういった話を煙たがる傾向にある日本の世相自体にも問題があるということも戦後の日教組教育がもたらした歪みだと思っ ています。そして、日本人の国への無関心がそれらの矛盾を作ってきたともいえるので、それぞれの意見を持って情報交換を出来るようにしていきたいもので す。

被災地にいる、家族、友人たちと苦労をともにすることは今はできませんが、NYから少しでも力になれるようがんばります。

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